山国ブータン王国−138(帰国準備)

1999年7月2日

 いよいよ帰国準備に入ってきた。最初は、電話局の送別会だった。通信省電話局のトップ10人が会に参加してくれて、ブータン電話局はとても私に対して誠意を見せてくれた。会の最後には、記念品としてブータンの切手を一冊にまとめた本を総裁からいただいた。

 次に、引越しを始めた。とにかく日本へ持って帰るものを少なくしようと、すべての物を売りにだした。ブータンでは、売りたい物を買値の50%〜80%で売ることができる。テレビ・ビデオ・冷蔵庫・洗濯機・FAX・電話機・ラジカセ・薪ストーブなどなど、引越しまでに全部売り尽くした。

 結局、日本へ送る荷物はダンボール4箱分にすべて収めた。ブータンに来るときはダンボール3箱分だったので、帰りの方が1箱増えた計算になる。

 その後は、協力隊員からの送別会で、今回帰国する私と同期隊員の2人がこの会で盛大に送られた。その後、最後の挨拶に電話局総裁と人事大臣の事務所を訪れた。電話局総裁は、ここでも私のやった仕事に対してとても評価してくれて嬉しかった。人事大臣とは、初対面だったのでただの雑談で終わった。

 その他にも帰国間際は、いろいろドタバタになってしまうのが常だが、なんとか全部終わることができた。残った心配事は帰りの飛行機の事で、今の季節ブータンは完全な雨季で、ブータン発の飛行機が頻繁に欠航している。

 運が悪いと3日間まったく飛行機が飛ばなくなってしまうことも多々あり、今は「どうか、私の飛行機は予定通り飛んでください。」とひたすら祈っている。