1998年4月13日
ウォンディの出張生活、快適だった一軒家は、3月末に家主が来て追い出されたため、今は電話局長の家の土間みたいな所で寝ている。ここは、かなり汚いし、トイレもない。ただ、水はほとんど問題ないのだけが救われている。
先週1週間は、とても疲れた。急に暑くなったせいか、毎晩下痢になった。ある夜中は外にふんばっていると、にわか雨が降ってきてベトベトになった。犬には毎回吠えられるし、最悪だった時は、突然牛が草むらの中から自分に向かって飛び出てきたのには、たまげた。金曜日、土曜日はもうヘトヘト状態だった。
11日金曜日には、協力隊事務所長と東京からやってきた国際協力事業団の課長が、私の活動を見るためにウォンディ電話局に立ち寄った。私の寝泊まりしている場所を見せてあげたら、あまりの汚さにしばらく唖然としていたのは印象的だった。それから2人ともカメラを取り出し、さもめずらしい場所であるかのように、私の寝床の写真を撮っていたのには、こっちが唖然とした。
「こんな生活してて本当に大丈夫?」
「大丈夫なわけないです。あと2ヶ月ちょっとで出張生活が終ると、それだけ考えながら生きてます。病気になったらしゃれにならないけど、幸いまだ健康ですからいい経験です。」と答えると所長が、「こういう青年が、日本に帰って日本のために活躍するんですね」と、協力隊をアピールしていたが、私はそうは思わない。こんな経験が今の日本社会でどう役に立つのだろう?冒険家になる訳でもあるまいし。。。
写真:ウォンディ出張生活時の私の寝床
でも、だんだん出張生活の終りが見えてきたのも事実である。あと2ヶ月ちょっとで、普通の隊員生活になれるという、これが今の私の最大の楽しみになっている。