1998年1月27日
支 援 体 制
(A)要請内容(要請背景調査表と比較して)
a)任務の「変更」事項について
全くない。ほどんど要請表どうりである。
私の業務自体が日本(JOCA)主導のプロジェクトであり、材料工具類も日本製であるために、おおきなトラブルなども全くなく、順調に活動できていると言えるのではないか。
b)相違点とその措置
なし
c)要請されている技術水準
要請表に書いてある条件「通信線路の建設、設計、保守経験5年以上」で問題ない。さらに言うならば、体力と健康がより重要である。出張生活という現地人と一緒に寝泊まりする生活スタイルの中では、いくら技術水準があっても、仕事以前の問題になってしまう可能性が多々あると思う。幸い私自身は、なんとか健康を保てることができたので、病気などで日中も寝るということは1日もなかったが、埃っぽい部屋やブータン料理、寒さなど、簡単にいかれてしまう要素はいくらでもあると思う。また、日中は山や畑や田を歩き回るので、それ相応の体力も必要である。
(B)機材(担当業務に関連して)
a)所属先が備えていたもの
ユニック車 1台
2号心線対称器 1台
テスター 2台
b)JOCV調達分(プロジェクトによるJICA調達分含む)
トランシーバー、シメラー、ドラムジャッキ、ドラムスタンド、
接続ツールキット(架空用・地中用)、ケーブルローラー、先行ロープ など
c)今後必要と思われるもの(機材要請書)及びその利用目的
軍手、軍足が決定的に不足している。作業者の安全性を高めるためには最低限この2種類が必要である。プロジェクトで日本から来た安全用具の中に、ヘルメットや安全ベルトはあったが、軍手・軍足は全く無かった。一番下の作業者まで渡るには、それぞれ100ペアー程度が必要である。一見簡単に手に入るようで、ブータンでは全く手に入らない。現在入手方法を検討中。
ビニールテープ1つが無いがために、心線がむき出しのままの場合が多々ある。この先、MDFや分岐BOXにおいて細かい障害を無くすためには、1年に100ロール程度のビニールテープが必要である。これは、ブータンでも手に入るため、何らかの経費での購入を考えている。