山国ブータン王国−40(工事終盤)

1997年12月28日

 パロの電話線路工事もいよいよ終盤にさしかかるにつれて、メンバーの機嫌もだんだんとよくなってきたように感じる。11月なんてみんな最高に機嫌が悪かったが、工事もいよいよ残り2、3週間と先が見えてくると余裕ができてくるような感じだ。部屋に誰かが持ってきた電気ストーブ(800円位のちゃっちいやつ)もその1因かもしれない。

 パロでは、この3ヶ月半で33km(うち10kmは地中)のメタルケーブルを張り終り、着々とケーブル接続、接地、測定の段階へ入ってきている。これは、すべて日本のODAからの無償援助であり、ケーブルはもちろん、材料・工具すべて日本製であり、私にとってはとてもやりやすくていい。

 さらに、現在ブータン人たちは完成図面を作ることをしない(メモもしてない)ので、この土、日でその図面を作成している。うまく受け入れてくれて、今後の保守に使ってくれればいいが。。。


写真:一緒に過ごしたブータン人チームのみんな

 トラブルもあった。最初200P区間の導通測定を行なったところ、200Pのうち75Pもが導通してなかった。「これでは使えんやないか」と驚いたが、コネクター圧縮工具の不良と分かり、改善後は不通は無くなった。また、シンブルやクロージャーなどの材料不足にも陥っている。ここでは、日本のようにすぐに調達できないし、無償援助のため予算もないので、どうにもならない。しょうがないので、ODA担当に話して日本に追加発注しているが、いつここに届くか分からない状況である。

 今週ももちろん出張である。ブータンには年末年始休みは無い。さて、電話線工事もいよいよ完工まじか。残り少ないパロの出張生活を楽しもうと思う。



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