1997年7月15日
写真:パロ空港の旧空港ビルとドゥルックエアー
ブータンに到着してから、もう1週間が経った。現在私は、配属先に通っているのではなく、約1ヶ月間は、ブータンの語学・風習・タブーなどを学ぶ期間である。私の配属先(通信省・電話局)への赴任は、8月11日予定である。
現在、私の住んでいるのは、まだアパートではなく、JOCVドミトリー(協力隊の寮)である。到着後の1ヶ月間はここで過ごしその間にアパートを探して、引っ越す予定である。ここは、一方は隊員連絡所として先輩隊員達の日本語を使う場所(息抜き場所)となっている。さらに、談話室と私達新人隊員の寝室が隣同士でおまけにドアが壊れているので、深夜までうるさく、はっきり行って居心地の悪い空間である。息もつまるし疲れる。
体調の方は、思ったよりいい。必ず下痢になると思ったが、この1週間まだ一回もない。しかし、「俺は体が丈夫なんだ」と思って先日、先輩隊員たちと大宴会をして、酒をめちゃくちゃ飲んだところ、体を壊してしまった。今も少し胃が痛い。
食事は、おいしいとは言えないが、まずくもない。今のところ、食事はほとんどレストランである。主は、やっぱり米である。が日本米ではなく、赤米やもっと水分の少ない米である。肉はあるが、内陸国だけあって魚はまだ見た事がない。どれも、とても油っこくて食べ過ぎると吐きそうになる。
気候は、今とっても涼しくていい。毎日20〜25度といったところである。真夏でもこの程度なのでクーラーはいらないそうだ。コンクリートジャングルの名古屋とは大違いである。蚊もほとんどいないので、今のところ虫には悩まされていない。しかし、夏が涼しい分、冬はとっても寒いらしい。
今の季節は雨季なので、ほとんど毎日くもりの天気である。にわか雨は、1日3、4回あり、そのためかブータン人は、傘をささない。私も、最初の2日は傘をさしたが、豪雨でない限りささなくなった。
空港は、私の到着した次の日から4日連続、悪天候のため飛行機が欠航したようだ。パロ空港は、狭い谷にあり管制塔も無く、有視界飛行で発着陸している。そのため、山が霧や雲に覆われて見えないと、すぐにフライトを止めてしまうらしい。定時に到着できた私たちは、とても運がいいと、先輩隊員たちが話していた。現に、同時期に帰国する隊員は2・3日日程が遅れてしまっている。